
初春の山菜、ふきのとう。2月になると睦沢町のあちこちの山野で自生のふきのとうが芽吹きます。独特の風味とほろ苦さが、春の訪れを感じさせてくれます。
新鮮なふきのとうの選び方

ふきのとうは摘んだばかりのものはエグミが少ないのですが、時間と共に強くなります。根元の切り口が黒ずんでいないものを選びましょう。
つぼみがまだ硬く閉じているか、周りの葉が少し開いてきて花芽が見え始める位までの物が美味しいと言われていますが、地元の方々は茎が伸び、花が咲いたものも、茎ごと酢の物などにして食していますよ。
料理研究家のレシピ
ごはんがすすむ一品、ふきのとう味噌。
新鮮なものは水にさらしてアク抜きしなくても、そのまま刻んで手早く炒めるだけで十分。独特の苦味は油で炒めることで和らぎます。

ふきのとう味噌の作り方
材料(つくりやすい量)
- ふきのとう…50g
- 油…大さじ1/2
- みそ…大さじ3
- みりん…大さじ1と1/2
- 砂糖…大さじ1/2
- 醤油…小さじ1/2
- カツオ節…大さじ1/2
作り方
- みそ、みりん、砂糖、醤油を混ぜる。
- ふきのとうを5mm幅に刻む。
- フライパンに油を中火で熱し、ふきのとうをしんなりするまで炒める。
※刻んだらすぐに炒めた方がふきのとうの色が悪くなりにくいため、刻み始めるタイミングでフライパンは弱火で温めておいて、炒めるときに中火にするとすぐ炒められます。
※やや古くなったふきのとうを使用する場合は、さっと茹でてから刻み、油を全体に絡めるようにさっと炒める。 - 1を加えて水気が少なくなるまで炒め、カツオ節を混ぜる。
レシピ提供:五十嵐ゆかり
管理栄養士・料理研究家。睦沢町出身、むつざわ未来ラボメンバー。
身近な食材や調味料を使って簡単・時短で美味しく作れるレシピを紹介。著書にラク速レシピ、電子レンジでついでにつくりおき、食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖等。
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