
淡竹(はちく)は孟宗竹よりひとまわり細く、皮が少し赤紫っぽいのが特長。シャキッとした歯ごたえで味はあっさりしています。旬は孟宗竹よりも少し後、4月下旬頃から出始めます。
ですが、この淡竹、鮮度が落ちるスピードが速いので市場にはなかなか出回らないんです。直売所でみかけたら、ぜひためしていただきたい一品です。
なんといっても、この淡竹、掘らずに採れるうえ、生でも食べられるほどエグミが少ないのでアク抜きが不要、下ごしらえは茹でるだけ!とあって、地元ではとても人気のあるたけのこです。

たけのこ掘り
孟宗竹と違い、こちらは地面から出ている部分を切って食べるので、見つけるのも掘るのも簡単です。
※山に立ち入ってたけのこを勝手に採ることは禁止されています。収穫体験などに参加してたけのこ掘りを楽しんでください。
淡竹の食べ方
ざくざく切ってそのままお味噌汁に投入したり、皮付きのまま200℃のオーブンで30分ほど焼けばホクホクの蒸し焼きたけのこのできあがり!エグミの少ない淡竹ならではの楽しみ方です。
淡竹と油揚げの煮もの

材料(2人分)
- 淡竹 200g
- 油揚げ 1枚
- だし汁 200cc
- 酒、みりん、砂糖 各大さじ1
- 薄口しょうゆ 大さじ2
作り方
- 淡竹の皮を剥いて下茹でする。
- 1とだし汁を鍋に入れて火にかけ、煮立ってきたら、調味料と油揚げを加える。
- 味が馴染むまで煮込んだらできあがり。