
妙楽寺は平安時代後期創建の古刹(由緒ある古い寺)です。
国の重要文化財「木造大日如来坐像」
妙楽寺には特色ある技法で作られた三体の貴重な木彫の仏像が安置されています。特に国の重要文化財である 木造大日如来坐像 は、稀に見る巨像で高さ278.1cmあり、平安後期の定朝様式としても有名です。

両脇には、千葉県有形文化財の 木造不動明王立像 、木造毘沙門天立像 が並びます。 国の重要文化財である仏像はもちろん、天井絵やびわを持った猿の蟇股(かえるまた)なども見どころです。
大日如来坐像の開帳は毎年2月の第1日曜日です(詳細は寺院にご確認ください)
※開帳日以外は、外陣から拝観が可能です。
年に1度のコンサート
毎年9月に境内で行われる「観月の夕べコンサート」では、大日如来坐像などをライトアップして、スペシャルコンサートを楽しめます。
男坂と女坂
県道から徒歩で妙楽寺まで行く場合は、「男坂」か「女坂」を使います。男坂は急な階段ですが、苔むした坂道の途中にはスダジイなどの巨木もあり、森林浴を楽しめます。女坂は廻り道になっていて緩い坂道です。
男坂入り口 男坂途中のスダジイ
所在情報
妙楽寺
住所:千葉県長生郡睦沢町妙楽寺500