
そら豆の旬は5月中旬から下旬。むつざわでは田植えも終わり、早いところでは苗もそこそこ生長し、田んぼが緑色に色づく頃です。
旬の時期が短いうえ、この時期にしか収穫できないので、直売所で見かけたら迷わず買っていただきたいお野菜のひとつです。
美味しいそら豆の選び方

鮮やかな緑色でツヤがあり、ふっくらとしていて、持った時に重みを感じるくらいの物を選んでください。
若い実はスジの色が緑で、熟すに従って徐々に茶色から黒に変わります。若い実は薄皮も柔らかく、黒くなるまで熟してしまった実は薄皮が硬くなります。
そら豆三日
そら豆は「そら豆三日」と言われるほど鮮度が落ちやすく日持ちしないので、買ってきたその日に調理するのがオススメです。
一番簡単なのは、さやごとそのまま魚焼きグリルに入れて、さやに焦げ目が付くまで焼き、さやからそら豆をとりだして、お塩をつけて食べる!というもの。これがホクホクして意外に美味しいんです。
冷凍保存しましょう
2~3日中に食べない場合は、さやから取りだして薄皮に包丁で切り目を入れ、そのまま冷凍保存用の袋に入れて冷凍しておきましょう。食べるときは凍ったまま塩ゆでするだけです。
そら豆の花

なかなかお野菜の花を見ることも少ないと思うので、お花も紹介したいと思います。
そら豆の花が咲くのは4月頃。実が大きい分、花も他のマメ科の植物に比べたら大きめで、薄紫に黒の模様がちょっとシックで素敵な花です。
料理研究家のレシピ
そら豆としらすの混ぜご飯
ご飯に混ぜるだけの簡単レシピ。余りご飯でも作れます。そら豆の甘みとしらすのうま味で、塩分控えめでも美味しい!簡単なのに、見た目も豪華な一品です。

材料(2人分)
- ご飯…250g
- そら豆…6さや
- しらす…大さじ3
- 白ごま…小さじ1
- めんつゆ(3倍濃縮)…小さじ1
作り方
- そら豆をさやから出して耐熱ボウルに入れてふんわりラップし、600Wのレンジで1分半ほど加熱して火を通したら薄皮をむく。
- 1のボウルにご飯、しらす、白ごま、めんつゆを混ぜてからそらまめを混ぜる。
レシピ提供:五十嵐ゆかり
管理栄養士・料理研究家。睦沢町出身、むつざわ未来ラボメンバー。
身近な食材や調味料を使って簡単・時短で美味しく作れるレシピを紹介。著書にラク速レシピ、電子レンジでついでにつくりおき、食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖等。
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