春の味覚、たけのこ

睦沢町民に聞いた「むつざわあるある」から紐解くむつざわの暮らし! 自慢なところも、不便なところも、ぜーんぶ読めばあなたもむつざわマニアになれるかも!?川柳仕立てでお届けします。

春の味覚、たけのこ。
桜が咲く頃、徐々に店頭に並びはじめます。

一般に流通しているたけのこは孟宗竹(もうそうちく)という種類のたけのこで、大きめで肉厚、柔らかい食感が特徴です。収穫したら鮮度がどんどん落ちるので、なるべく早く茹でておくのが美味しく食べるコツです。

孟宗竹は、地面から顔を出す前のものを探し出し、周りの土を掘って収穫します。顔をだして日に当たってしまうと、穂先はどんどん濃い緑になり、皮も黒っぽく濃くなり、エグミも出てきてしまいます。

たけのこを買うときは、 穂先が黄色~薄い黄緑色をしていて、 皮や根元のイボが薄い色のものを選んでくださいね!

一般的に出回らないたけのこ!

これは「淡竹(はちく)」というたけのこで、旬は孟宗竹よりも少し後、4月下旬頃から出始めます。ですが、この淡竹、鮮度が落ちるスピードが速いので一般的なスーパーなどにはなかなか出回らないんです。

孟宗竹よりひとまわり細く、皮が少し赤紫っぽいのが特長。シャキッとした歯ごたえで味はあっさりしています。
なんといっても、この淡竹、掘らずに採れるうえ、生でも食べられるほどエグミが少ないのでアク抜きが不要、下ごしらえは茹でるだけ!とあって、密かな人気です。

ざくざく切ってそのままお味噌汁に投入したり、皮付きのまま200℃のオーブンで30分ほど焼けばホクホクの蒸し焼きたけのこのできあがり!エグミの少ない淡竹ならではの楽しみ方です。

孟宗竹と違い、こちらは地面から出ている部分を切って食べるので、穂は緑でも大丈夫。見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。

「 たけのこの 美味しい印 黄色い穂」

\ 気に入ったらシェアしてください /