2020年9月12日
田舎暮らしに向いている人/向いていない人、という、よくある田舎暮らしあるあるネタを、むつざわで暮らそ!なりに考えてみました。
田舎暮らしの醍醐味から考える
田舎暮らしといえば!
- 広い庭で家庭菜園♪
- 丁寧な暮らし♪
- 薪ストーブがある暮らし♪
- 自然がある暮らし♪
- 密にならない暮らし♪
などなど、そこには憧れの田舎暮らしが…あると思いますか?

これらを実現するには、
- 広い庭で家庭菜園♪ → 夏は草刈りとの戦い
- 丁寧な暮らし♪ → 大量に作った梅干しに味噌、溜まる一方
- 薪ストーブがある暮らし♪ → スイッチオン…とはいきません
- 自然がある暮らし♪ → 虫とか虫とか虫とか
- 密にならない暮らし♪ → 人が少ない、子供が少ない
というように、あれこれと努力も必要ですし、理想通りとはいかない部分もあります。ただ、それを差し引いても楽しく暮らしている方に共通するのは、
- めんどくさがらないタイプの人
- ご近所付き合いが面倒ではない人
- 体力がそこそこある人
- 気力もそこそこある人
といった感じでしょうか。生活そのものを楽しめるタイプの人なら、田舎暮らしが性に合うかもしれませんね。
田舎暮らしの環境から考える
さて、田舎暮らしといえば自然がある暮らしを思い浮かべる方が多いと思うのですが、虫が多いという話はさておき、田舎の自然はつまり野生です。
都会で育つと、整備された公園の手入れされた木々や花々や、芝生の広場なんかがつまり自然という風に思いがちなのですが、田舎には整備された公園などほぼほぼありませんし(あっても放置されているケース多々)、子供が遊ぶ場所ももしかしたら都会のほうが多いのでは?と思うくらい。
そんな環境で楽しく暮らすとしたら、野生のような自然をどう楽しむかかなと思います。房総は海があるので釣りやサーフィンなどが楽しめます。山だったら山登りやトレッキング。自然のものを使うなら、竹籠作りや蔓籠作りなどもよいかもしれませんね。
お金を出して買うとか、サービスを受けるというよりは、一から何かを作ったりすることが好きな方のほうが田舎暮らしは楽しいかもしれません。
田舎といえばホームセンター?から考える
何かを作るといえば、DIYも田舎のほうが楽しめそうな気がします。田舎のホームセンターは大きいし広いし何度も揃っているし、作業をする場所も確保できるし、多少は音が大きくても大丈夫という場所も多いですし、ものづくりが好きな方は楽しく過ごすことができそうです。
最後に
こうやって考えてみると、田舎暮らしに向いている人というのはある程度の傾向があるかもしれません。端的に言うと「不便を楽しむ人」ということになりそうな…。何かをするときに、その「過程」を楽しめる人が多いような気がします。
ちなみにですが、移住者の薪ストーブ率は高いです。都会では煙突建てられないですものねぇ。薪割りからぜひ♪
この記事は「むつざわで暮らそ!」に掲載された記事の転載です。
文:むつざわ未来ラボ 福岡由佳