
ズッキーニの旬は初夏から夏。6月頃から店頭に並びはじめます。
見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。きゅうりはツルにぶら下がるように実が成りますが、ズッキーニは写真のように、茎から突き出るように実がつき、花もかぼちゃにそっくり。
鮮やかな緑色のズッキーニが一般的ですが、皮が薄めでやわらかいイエローズッキーニや、まんまるの形をした丸ズッキーニ、しましまで凹凸のあるズッキーニロマネスコなど、種類もたくさんです。
美味しいズッキーニの選び方
皮にツヤやハリがあり、太さが均一で大きすぎないものを選んでください。
花ズッキーニ

花ズッキーニは、花がついたまま早採りしたズッキーニのことで、日持ちがしないため、まずスーパーなどでは見かけません。直売所ならではのお野菜です。
花の中にチーズや挽肉などを詰めて、衣を付けて揚げるフリットで食べるのが人気の調理方法。見かけたらぜひチャレンジしてみてください!
料理研究家のレシピ
チキンとビタミン野菜のラタトゥイユ
ズッキーニはオリーブオイルとの相性がよく、炒めると柔らかい食感になり、風味も増します。トマトやパプリカ、なすなどの夏野菜といっしょに煮込む「ラタトゥイユ」は定番料理です。今回はフライパンひとつで出来て、鶏肉も入ったボリューミーなおかずをご紹介します。

材料(2人分)
- 鶏もも肉(唐揚げ用)…250g
- 醤油…小さじ1
- オリーブオイル…大さじ1
- 玉ねぎ(一口サイズ)…1/2個
- パプリカ(一口サイズ)…1/4個
- ズッキーニ(1cmの輪切り)…1/2本
- なす(1cmの輪切り)…1本
- A 水…100ml
- A トマト水煮缶…1/2缶(200g)
- A 醤油…大さじ1/2
- 塩、コショウ…適量
- 粉チーズ…大さじ1と1/2
- パセリ(粗みじん切り)…3g
- 粗挽き黒コショウ…適量
作り方
- 鶏もも肉に醤油をもみ込む。
- フライパンにオリーブオイルを引いて中火で熱し、玉ねぎを透き通るまで炒めたら鶏もも肉を加えて色が変わるまで炒め、パプリカ、ズッキーニ、ナスを加えてさっと炒める
- Aを加えて蓋をし、中火で5分煮たら蓋を外して時々混ぜながらさらに5分煮る。
- 塩、コショウで味を調えて粉チーズ、パセリ、粗挽き黒コショウをふる。
レシピ提供:五十嵐ゆかり
管理栄養士・料理研究家。睦沢町出身、むつざわ未来ラボメンバー。
身近な食材や調味料を使って簡単・時短で美味しく作れるレシピを紹介。著書にラク速レシピ、電子レンジでついでにつくりおき、食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖等。
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